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Jリーグ 3年前

最高額のJリーガーは誰だ? サッカー選手市場価値ランキング6~10位。最高84億円の世界的MF、唯一入った日本人とは…【2021最新版】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

8位:常勝軍団の主力となった苦労人

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【写真:Getty Images】



MF:ディエゴ・ピトゥカ(ブラジル/鹿島アントラーズ)
生年月日:1992年8月15日(29歳)
市場価値:220万ユーロ(約2.6億円)
2021リーグ戦成績:26試合2得点3アシスト

 今季、鹿島アントラーズにサントスの主力として活躍していたディエゴ・ピトゥカが加わった。南米王者を決めるリベルタドーレスカップでは準決勝でゴールを決め、チームを決勝へと導いている。

 鹿島ではボランチを主戦場に、ゲームメイク役を担う。セットプレーでも威力を発揮する左足のキックが武器で、サイドバックやサイドハーフでもプレーできる万能性を備えている。社会情勢の影響で来日が遅れ、序盤戦は途中出場が続いていたが、後半戦はほとんどの試合で先発起用されている。

 20代前半のほとんどを下部リーグで過ごした苦労人だったが、サントスでその才能が全国に知れ渡った。最高額は鹿島加入時で、28歳だったにもかかわらず市場価値は240万ユーロ(約2.9億円)となっている。得点やアシストといった数字に表れないところに対する評価も高く、そういった部分が市場価値に反映していると考えていいだろう。

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