1位:一時は10億円目前も…
【写真:Getty Images】
DF:酒井宏樹(日本代表/浦和レッズ)
生年月日:1990年4月12日(31歳)
市場価格:400万ユーロ(約4.8億円)
2021リーグ戦成績:14試合2得点
今夏9年ぶりのJリーグ復帰を決断した酒井宏樹は、2010年に柏レイソルでキャリアをスタートした。J1に復帰した2011シーズンにスタメンに定着すると、一気にブレイク。Jリーグ史上初の昇格初年度でのリーグ優勝に貢献し、Jリーグベストイレブン、Jリーグベストヤングプレーヤーに選出された。
翌年にはハノーファーに加入。プロ3年目にして、欧州5大リーグに移籍を果たした。ここで実力を示した酒井は15/16シーズンの降格に伴い、2016年にフランスの強豪、マルセイユに移籍。リーグ1やチャンピオンズリーグ(CL)でスター選手を相手に互角に渡り合ったこのDFの市場価値は、急上昇した。
ヨーロッパリーグ(EL)決勝進出に貢献した2018年には、自己最高の800万ユーロ(約9.6億円)を記録。現在は400万ユーロまで下落しているが、Jリーガー内では1位となっている。日本代表不動の右サイドバックとして活躍している酒井は、マルセイユ在籍時と変わらぬパフォーマンスで 窮地の日本代表を救えるだろうか。