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Jリーグ 3年前

最高額のJリーガーは誰だ? サッカー選手市場価値ランキング1~5位。自己最高は約9.6億円! 唯一ランクインした日本人選手とは?【2021最新版】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

2位:将来を期待された逸材

1130-リンコン
【写真:Getty Images】



FW:リンコン(ブラジル/ヴィッセル神戸)
生年月日:2000年12月16日(20歳)
市場価格:310万ユーロ(約3.7億円)
2021リーグ戦成績:13試合1得点

 ブラジルの名門、フラメンゴの下部組織に在籍していたリンコンは、世代別代表に選出され、U-17南米選手権とU-17 FIFAワールドカップ2017に出場。U-17南米選手権では本戦全5試合に出場し、得点ランキング2位となる5得点を決める活躍で優勝に貢献した。U-17 FIFAワールドカップ 2017でも全試合にスタメン出場。惜しくも優勝は逃したが3得点を決めている。

 そして同年、トップチームデビュー。世代別代表での活躍もあり、デビュー初年度からリンコンの市場価値は、500万ユーロ(約6億円)を記録した。2019年にはU-20南米ユース選手権でチーム最多となる3得点を記録。将来を期待され、フラメンゴでも主力になりつつあった。しかし、シーズン途中に負傷し、3ヵ月の離脱。復帰後は出場機会が減少した。それでも価格は上昇。自己最高の600万ユーロ(約7.2億円)を記録している。

 そして今年1月、250万ユーロ(約3億円)でヴィッセル神戸に加入した。しかし、ここまでリーグ戦13試合に出場して1得点。市場価値も310万ユーロ(約3.7億円)まで下落している。Jリーグは終盤無迎え、ヴィッセル神戸はAFCチャンピオンズリーグ(ACL)圏内の3位に食い込んだが、この20歳FWは来季に向けて本来の実力を取り戻すことが出来るだろうか。

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