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Jリーグ 3年前

最高額のJリーガーは誰だ? サッカー選手市場価値ランキング1~5位。自己最高は約9.6億円! 唯一ランクインした日本人選手とは?【2021最新版】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

4位:欧州で得点王に輝いた怪物

1130-マリ
【写真:Getty Images】



FW:ジョン・マリ(カメルーン/アビスパ福岡)
生年月日:1993年3月9日(28歳)
市場価格:270万ユーロ(約3.2億円)
2021リーグ戦成績:17試合5得点

 母国でプロデビューを果たしたジョン・マリは、その後タイ、セルビアのクラブを渡り、2016年にスロベニア1部リーグのNKルダル・ヴェレニエに移籍。1年目からスタメンに定着すると、リーグ戦30試合で17得点を決め、得点王に輝いた。翌年も開幕から16戦9ゴールと得点を量産していたが、シーズン途中に中国2部リーグの梅州客家に移籍している。

 ここでも初年度からリーグ戦28試合で24得点を決め、得点王となったマリは、2019年7月に1部リーグの深圳FCに加入。中国に移籍以降、市場価値が急激に上昇したこのFWは、同年12月に自己最高となる350万ユーロ(約4.2億円)を記録している。1部リーグでもリーグ戦15試合9得点と勢いは止まるらなかった。そして今年2月、期限付き移籍でアビスパ福岡に加入した。

 Jリーグでも加入後、公式戦3戦連発などその実力を証明した。しかし、5月に負傷離脱。復帰後は無得点が続いたが、第27節の徳島ヴォルティス戦ではわずか10分で2得点を決めるなど、出場時間は少ないが、リーグ戦16試合で5得点を決めている。現在は270万ユーロ(約3.2億円)と自己最高額から下落しているが、今季の活躍次第で価格は再び上昇していくだろう。

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