【写真:Getty Images】
リーグ・アン第15節、サンテティエンヌ対パリ・サンジェルマン(PSG)が現地時間28日に行われた。この試合では、エースFWネイマールが負傷。同選手は涙を流しながら担架で運ばれ、ピッチを後にしている。
リオネル・メッシ、キリアン・エムバペ、そしてセルヒオ・ラモスなどが先発に名を連ねたPSGは23分に先制を許すも、前半終了間際にマルキーニョスがゴールを奪い同点。そして79分にはアンヘル・ディ・マリアがゴールネットを揺らして逆転に成功し、後半アディショナルタイムに再びマルキーニョスが点を決め、3-1勝利を収めている。
ネイマールに悲劇が起きたのは2-1リードで迎えた87分だ。ボールを持った同選手はイバン・マソンのタックルを受ける。するとネイマールはピッチに倒れ込み、口を大きく開けながら苦悶の表情を浮かべていた。
これまでファウルを受ける度「過剰に痛がっている!」と批判を受けてきたネイマールだが、今回は全く“演技”ではなかった。スロー映像で見ると、マソンのタックルはしっかりボールに触れているのだが、ネイマールの足が運悪くマソンの足に乗ってしまい、そのまま左足がぐにゃりと曲がっている。いつもは転げ回るネイマールも、今回の痛みは尋常じゃなかったのだろう。その場から動くことができなかった。
試合後、ネイマールは松葉杖をついてスタジアムを後にしている。現地メディアなどによれば、重傷のためネイマールの年内は終了になる可能性があるとのことだ。