【写真:Getty Images】
リーグ・アン第15節、サンテティエンヌ対パリ・サンジェルマン(PSG)が現地時間28日に行われ、1-3でPSGが勝利した。リオネル・メッシがPSGの全得点を演出する大活躍を見せた。
PSGは23分に先制を許す苦しい展開に。しかし、キリアン・ムバッペのドリブルをファウルで止めたティモシー・コロジャイチェクが一発退場に。数的優位となったPSGはメッシのFKをマルキーニョスが頭で合わせ、前半のうちに追いついた。
PSGはチャンスを作りながらゴールネットを揺らすことができない時間が続いたが、79分に均衡が破られる。ペナルティーアーク付近でパスを受けたメッシは、寄せてくる相手選手をかわして右方向へおしゃれなパスを出す。これを受けたアンヘル・ディ・マリアが左足のシュートでゴールネットを揺らした。
メッシは軽やかなタッチで1枚目のプレスを剥がすと、2人目が寄せ切る直前にアウトフロントで浮かせている。メッシが相手を引き付けたことでディ・マリアは完全にフリーだった。大粒の雨により悪化したピッチコンディションでも、メッシの技術は輝いていた。
この日のメッシはこれで終わらない。試合終了間際には左サイドをタッチライン際まで切り込み、クロスでマルキーニョスのゴールをアシストした。メッシは決定機でシュートを外す場面こそあったが、終わってみれば3アシストでPSGの勝利に貢献している。セットプレー、パス、クロスと、アシストのフルコースだった。