100億円を超える移籍金(契約解除金)も珍しくなくなった今日のサッカー界で移籍金の高い歴代日本人は誰なのか。今回フットボールチャンネル編集部は、データサイト『transfermarkt』が算出した市場価値ランキングの最新版を紹介する。※移籍金は11月2日時点、価格が並んだ場合の順位はサイトに準拠
75位:W杯直前にJリーグに復帰したのは…
【写真:Getty Images】
MF:中村俊輔(元日本代表/横浜FC)
生年月日:1978年6月24日(43歳)
クラブ:エスパニョール→横浜F・マリノス
移籍日:2010年2月28日(当時31歳)
移籍金:120万ユーロ(約1.4億円)
【今シーズンの欧州サッカーはDAZNで!
いつでもどこでも簡単視聴。1ヶ月無料お試し実施中】
横浜マリノス(現・横浜F・マリノス)でプロデビューを飾った中村俊輔は、3年目からエースナンバーの背番号10を背負い、2000年にはJリーグのMVPを受賞した。2002年6月に行われた日韓ワールドカップの代表メンバーには、負傷などの影響で選出されなかったが、7月にセリエAに所属するレッジーナへと移籍。イタリアで3シーズンを過ごした。
05年夏にスコットランドの名門、セルティックへと移籍すると、在籍した4年間で3度リーグ制覇を経験。2006/07シーズンにはスコットランドリーグの年間最優秀選手賞を獲得するなど、クラブ史に残る活躍を披露した。
09年夏にセルティックを退団し、スペインのエスパニョールへと移籍したが、満足のいく結果を残せず、これが失敗に終わる。シーズン終了後には「選手人生の集大成」と意気込んでいた南アフリカワールドカップもあったため、2010年2月に古巣横浜F・マリノスへの復帰を決断した。120万ユーロ(約1.4億円)の移籍金でJリーグに復帰した中村だが、半年後に行われたワールドカップではわずか1試合の出場に留まった。一方、マリノスでは完全復活を遂げ、2013年には2度目のJリーグ年間最優秀選手賞を受賞している。