横浜F・マリノス
明治安田生命J1リーグ第37節の試合が27日に各地で開催された。上位では横浜F・マリノスが2位、ヴィッセル神戸が3位をそれぞれ確定させている。
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早々と連覇を決めた川崎フロンターレを追いかけていた2位の横浜F・マリノスだが、最近4試合で1勝3敗と低調。一方で神戸は3連勝と勝ち点を伸ばしており、逆転2位浮上の可能性も残していた。
今節はその3位の神戸と2位の横浜FMが直接対決で激突。神戸は勝利を収めれば2位浮上への望みを繋ぐとともに、3位以内でのACL出場権獲得も確定する重要な一戦だった。
だが前半23分、試合を動かしたのは得点王争いも懸かる前田大然。レオ・セアラがゴール前へ送った浮き球に対してトーマス・フェルマーレンとGK飯倉大樹がお見合いする形となってしまい、そこに前田が驚異的なスピードで侵入。足を伸ばして触れたボールが飯倉の脇を抜けてゴールに転がり込んだ。
神戸もアンドレス・イニエスタを中心に反撃を繰り出したが、82分には横浜FMに大きな追加点。小池龍太のマイナスのパスから仲川輝人が蹴り込んでリードを広げ、そのまま2-0の勝利を収めた横浜FMが2位を確定させた。
3位浮上の可能性を残していた4位名古屋グランパスはアウェイでセレッソ大阪と対戦。後半に柿谷曜一朗のゴールで先制したが、終盤の2失点で1-2の逆転負けを喫した。この結果、神戸は3位でのACL出場権獲得が決定している。
鹿島アントラーズは上田綺世のゴールによりサガン鳥栖を1-0で下し、名古屋を抜いて4位に浮上。天皇杯の結果次第でACL出場権獲得の可能性がある4位を鹿島と名古屋が争う。6位の浦和レッズは清水エスパルスに敗れたことで4位争いから脱落した。
【了】