【写真:Getty Images】
ドイツ・ブンデスリーガ第13節のシュトゥットガルト対マインツ戦が現地時間26日に行われ、ホームのシュトゥットガルトが2-1で勝利を収めた。シュトゥットガルトの伊藤洋輝は移籍後初得点となる見事な先制ゴールを記録している。
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前節まで3連敗、5試合連続白星なしと苦しい戦いの続いていたシュトゥットガルト。順位も残留プレーオフ圏の16位にまで落としてしまっていたが、遠藤航とともに先発で出場した伊藤が不振脱出への大きな勝利をもたらした。
前半21分、シュトゥットガルトが敵陣内でボールを回す中で、3バックの一角に入っていた伊藤は後方から一気に駆け上がってエリ内へと侵入していく。マインツはこの意表を突く動きに対応しきれず、エリア左でパスを受けた伊藤は完全に守備陣の意識外となっていた。
難しい角度ではあったが、ノーマークでボールを受けることができた伊藤は右足で丁寧に狙い澄ましたシュートを放つ。巻いたボールは相手GKの伸ばした手にわずかに触られながらもゴール右隅に突き刺さった。あとわずかでもコースがずれていればGKに弾き出されるか枠外となっていた可能性が高い、絶妙なコースへの一撃だった。
夏にジュビロ磐田からの移籍が決まった時点ではU-21チームからのスタートが見込まれていた伊藤だが、これでリーグ戦6試合連続先発とトップチーム主力に定着。ブンデスリーガ9試合目で初ゴールを挙げるとともに、出場した試合では初の白星を味わうことになった。