66位: 高額な移籍金でJリーグに復帰したが…
【写真:Getty Images】
FW:高原直泰(元日本代表/沖縄SV)
生年月日:1979年6月4日(42歳)
クラブ:フランクフルト→浦和レッズ
移籍日:2008年1月11日(当時28歳)
移籍金:150万ユーロ(約1.8億円)
1998年にジュビロ磐田に加入した高原直泰は、プロ2年目にJ1で9ゴールを決めてブレイク。日本代表にも選出され、2000年に行われたアジアカップでは得点ランキング2位となる5ゴールを決めて、優勝に大きく貢献した。レンタル先のボカから復帰した2002年はJ1で27試合26ゴールという驚異的なスタッツを残し、得点王とMVPを受賞した。
2003年冬にハンブルガーSVへと移籍すると、当時無失点記録を継続していたオリバー・カーン(バイエルン)から記録ストップとなるゴールを奪った。3シーズン半を過ごしたハンブルガーSVでは、日本時代ほど得点を量産することができなかったが、フランクフルトへと移籍した2006/07シーズンはブンデスリーガで初の二桁得点となる11ゴールを記録。ブンデスリーガにおいて日本人史上初となるハットトリックを達成するなど結果を残し、サポーターが選出する年間最優秀選手賞を獲得した。
しかし、2007/08シーズンは負傷や監督との確執もあり出場機会が大幅に減少。2008年1月11日に150万ユーロ(約1.8億円)の移籍金で浦和レッズへと完全移籍を果たし、6年ぶりにJリーグに復帰した。前年のアジアカップで得点王に輝いていたことや、当時のJリーグでは異例の高額な移籍金で加入したこともあり、大きな注目を集めたが、期待以上の活躍はできず。80試合で15ゴールとやや物足りない成績に終わった。
【了】