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日本人サッカー選手歴代移籍金ランキング66位~70位。アジアカップ得点王が高額な移籍金でJリーグに復帰も…期待外れに終わったのは…

text by 編集部 photo by Getty Images

67位:昇格組をEL出場に導いたのは…

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【写真:Getty Images】



MF:乾貴士(元日本代表/セレッソ大阪)
生年月日:1988年6月2日(33歳)
クラブ:ボーフム→フランクフルト
移籍日:2012年6月25日(当時24歳)
移籍金:145万ユーロ(約1.7億円)

 2007年に横浜F・マリノスでプロデビューを飾った乾貴士だが、出場機会に恵まれず、2008年6月にセレッソ大阪へと期限付き移籍。当時所属していた香川真司と好連係を築き、多くの得点に関与した。シーズン終了後には完全移籍を果たし、在籍2年目となった2009年はキャリアハイの20ゴールを記録。香川と共にJ1復帰の立役者となった。

 2011年夏にドイツ2部に所属していたボーフムへ完全移籍を果たした。セレッソ大阪時代は左WGでの起用が多かったが、ボーフムではトップ下のレギュラーに定着。チーム最多の7ゴールを決めたが、ブンデスリーガ昇格は叶わなかった。

 そして2012年夏、ブンデスリーガへと復帰したフランクフルトに145万ユーロ(約1.7億円)の移籍金で完全移籍を果たす。乾は開幕5試合で3ゴール3アシストというロケットスタートを切ることに成功。33試合で6ゴール8アシストという好成績を収め、フランクフルトは昇格組ながらUEFAヨーロッパリーグ(EL)出場権を獲得した。しかし、2年目は大きく出場機会を減らし、3年目もリーグ戦でわずか1ゴールに留まった。

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