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なぜか…ロシアワールドカップで輝けなかった5人の名手。孤軍奮闘した世界最高の名手とは?

シリーズ:ワールドカップで輝けなかった5人の名手 text by 編集部 photo by Getty Images

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FIFAワールドカップにはこれまで数多くの選手が出場してきた。しかし、4年に1度の大舞台で輝きを放つことができる者はほんの一握り。世界の誰もが知る選手でさえ苦労を強いられてしまうことが珍しくない。今回は2018年に開催されたロシアワールドカップで、期待されながらも残念ながら活躍できなかった名手を5人紹介する。


MF:メスト・エジル(元ドイツ代表/イスタンブール・バシャクシェヒルFK)

1125-エジル
【写真:Getty Images】

生年月日:1988年10月15日
ロシアワールドカップ成績:2試合0得点0アシスト


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 レアル・マドリードでアシストを量産し、名将ジョゼ・モウリーニョ監督から「世界最高の10番」と言われたメスト・エジルは、新たな皇帝としてユーロ(欧州選手権)2012に出場すると、5試合3アシストを記録。ドイツ代表は準決勝敗退となったが、大会優秀選手の1人に選出され、クラブでもクリスティアーノ・ロナウドらと共にさらなる活躍が期待された。

 しかし、ジョゼ・モウリーニョ監督が退任するとともにレアル・マドリードを退団。アーセナルに移籍を決断した。プレミアリーグでもアシストを量産し、ブラジルW杯に出場したエジルは、傑出したチャンスメイク力でチームを牽引。本大会全7試合にスタメン出場し、ドイツ代表を優勝に導いた。

 その後も変わらぬ活躍でクラブと代表で活躍を続けたエジルは、2018年に行われたロシアW杯に出場。ブラジル大会に続き、ロシアW杯では連覇を期待された。しかし、結果はまさかのグループリーグ敗退。2試合にフル出場するもほとんど何も出来ずに終わったこの名手は、大会後に代表を引退した。

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