チャンピオンズリーグ(CL)・グループリーグB第5節、リバプール対FCポルトが現地時間24日に行われ、ホームチームが2-0で勝利。日本代表MF南野拓実は、この試合にフル出場している。全勝を維持するも、クロップ監督は試合後に「今夜は負けていたかもしれない」とコメントを残した。(文:阿部勝教)
グループリーグ全勝を維持
【写真:Getty Images】
前節、ホームでアトレティコ・マドリードに勝利したリバプールは、グループB第4節を終えた時点で勝ち点12。全勝でグループ首位通過を決めている。
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そのため、現地時間24日に行われた第5節のFCポルト戦では主力を温存。ディオゴ・ジョタ、フィルジル・ファン・ダイクらをスタメンから外し、20日に行われたアーセナル戦で得点を決めた日本代表MF南野拓実がスタメンに名を連ねた。
この試合では南野だけでなく、19歳のMFタイラー・モートンや20歳のDFネコ・ウィリアムズといった若手選手も起用。出場機会の少ないメンバーを起用したため、前半は連係が上手くいかずに主導権を握られ、相手に多くのチャンスを作られた。
だが、52分にチアゴ・アルカンタラがスーパーゴール。地を這うような強烈なミドルシュートを突き刺し、先制点を決めると徐々に主導権を握っていった。
すると62分、サディオ・マネのシュートが相手DFに弾かれると、こぼれ球を南野がボレーシュート。難しいボールにうまく合わせてゴールネット揺らしたが、オフサイドによりゴールは取り消しとなった。
その後、試合終盤に差し掛かっても攻撃の手を緩めないリバプールは、70分にモハメド・サラーが追加点。点差を2点に広げたホームチームはこのまま2-0で勝利を収め、グループリーグ全勝を維持した。