【写真:Getty Images】
元オランダ代表FWのデニス・ベルカンプは、高い技術から生み出す華麗なプレーでファンを魅了し続けた名プレイヤーだった。そのベルカンプがちょうど25年前に記録した素晴らしいゴールをアーセナル公式SNSが振り返っている。
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母国の名門アヤックスで3年連続得点王、2年連続年間MVPに輝くなど圧倒的な活躍を残したベルカンプは1993年にインテルへ移籍。セリエAでは高い期待に十分に応えられなかったが、2年後に移籍したアーセナルでキャリアの絶頂期を迎えた。
極上のボールコントロールやキック技術により、クラブでもオランダ代表でも数々のスーパーゴールを残したことで知られている。1996年11月24日に行われたプレミアリーグ第14節、トッテナムとのノースロンドンダービーで決めた一撃もそういったゴールのひとつだ。
右サイドを突破したイアン・ライトから大きく山なりのクロスが上がると、エリア左へ走り込んだベルカンプがその落下点へ。相手DFがしっかりゴールとの間に入って対応していたが、ベルカンプのファーストタッチはあまりにも完璧だった。
ボールの落ち際を左足で捉えたタッチは完璧にボールの勢いを殺すと同時に、一瞬で相手DFの逆を取る切り返しとなる。さらに次のプレーに向けて絶好の位置にボールを置き、あとは何の障害もなくシュートをゴールへ送り込むことができた。