100億円を超える移籍金(契約解除金)も珍しくなくなった今日のサッカー界で移籍金の高い歴代日本人は誰なのか。今回フットボールチャンネル編集部は、データサイト『transfermarkt』が算出した市場価値ランキングの最新版を紹介する。※移籍金は11月2日時点、価格が並んだ場合の順位はサイトに準拠
60位:海外挑戦失敗で…
【写真:Getty Images】
MF:山口蛍(日本代表/ヴィッセル神戸)
生年月日:1990年10月6日(31歳)
クラブ:ハノーファー→セレッソ大阪
移籍日:2016年7月1日(当時25歳)
移籍金:150万ユーロ(約1.8億円)
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セレッソ大阪の下部組織出身で、18歳の時にトップチーム昇格。当初はなかなか出場機会に恵まれなかったものの、2012シーズンより主力に定着した。そこからの成長ぶりは凄まじく、2013年には日本代表デビュー&Jリーグベストイレブン選出を経験。その翌年にはC大阪のキャプテンに就任し、ブラジルワールドカップへの出場も果たしていた。
2015シーズン終了後にはハノーファー移籍が発表され、年明けより新チームに合流した。しかし、ドイツの地では苦戦。加入後しばらくは出番があったものの、代表戦での負傷が響いてシーズン終盤戦はピッチに立てず。結局ハノーファーは2部降格となり、日本人MFはわずか半年で同クラブを離れることになっている。
海外挑戦が失敗に終わったことで、2016年夏、移籍金150万ユーロ(約1.8億円)で古巣C大阪に復帰。その後の会見では“生涯セレッソ”を宣言していた。しかし、C大阪で3シーズンプレーすると、2019年にはヴィッセル神戸へ移籍。同年シーズンの第1節C大阪戦では、ボールに触れる度に古巣サポーターから大ブーイングを浴びた。