【写真:Getty Images】
元ウクライナ代表のアンドリー・シェフチェンコ氏は、現役時代には欧州を代表する点取り屋の一人だった。16年前の今日行われたチャンピオンズリーグ(CL)の試合では、スーパーゴールを含めて1試合4発を叩き込む快挙を達成している。
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ウクライナ代表監督としてユーロ2020(欧州選手権)で母国を初の準々決勝進出へ導き、先日ジェノアの新監督に就任したシェフチェンコ氏。指導者としても着々とキャリアを歩みつつあるが、やはりまだまだストライカーとしての活躍の印象が強い。
ディナモ・キエフのエースとしてCLで大旋風を巻き起こしたあと1999年にミランへ移籍すると、1年目でいきなりのセリエA得点王を獲得。ミランでは2度のCL制覇も成し遂げ、2004年バロンドールも受賞するなど選手として頂点を極めた。
2005年11月23日に行われたCLグループ第5節のフェネルバフチェ戦では、1試合4ゴールの快挙も成し遂げた。大会史上5人目の達成者であり、現在に至るまで約30年間で16人しか実現させていない記録の保持者となっている。
1点目はロングボール1本で抜け出し、圧倒的なスピードでDFを振り切っての独走ゴール。2点目は巧みなフェイントから鋭い振りで鋭いミドルシュートを突き刺した。3点目、4点目はゴール前で絶好の位置に走り込んでのワンタッチゴール。どんな形からでもゴールを奪える真のストライカーだ。