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日本人サッカー選手歴代移籍金ランキング51位~55位。クラブ史上最高額で移籍も…直近1年間でわずか1ゴールに留まっているのは…

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

53位:ワールドカップで評価を高めて欧州へ

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【写真:Getty Images】


DF:長友佑都(日本代表/FC東京)
生年月日:1986年9月12日(35歳)
クラブ:FC東京→チェゼーナ(買い取りオプション行使)
移籍日:2011年1月31日(当時24歳)
移籍金:160万ユーロ(約1.9億円)

 08年にFC東京でプロデビューを飾った長友佑都は、4月に行われた東京ヴェルディ戦でフッキを完封し注目を集めた。この活躍が当時の日本代表監督である岡田武史の目に留まり、J1デビューからわずか2ヶ月で日本代表に選出。翌09年にはリーグベストイレブンに選出されるなど瞬く間に日本屈指に左SBとして評価を高めた。

 10年夏に行われた南アフリカワールドカップに臨む日本代表メンバーにも選出され、全4試合に先発フル出場。初戦のカメルーン戦では後にインテルでチームメイトとなるサミュエル・エトーを完封し、無失点勝利に大きく貢献した。その他の3試合でも高いパフォーマンスを披露した。

 ワールドカップでの印象的な活躍が評価され、10年7月に20年ぶりにセリエAへと昇格したチェゼーナに買い取りオプション付きのレンタル移籍を果たす。すぐにスタメンに定着し、イタリア国内で評価を高めた。また、11年1月に行われたアジアカップでも大活躍し、1月31日には強豪インテルから好条件のオファーが届いた。当時はレンタル移籍での加入だったため、チェゼーナは160万ユーロ(約1.9億円)の買い取りオプションを行使。行使したと同時にインテルへとステップアップを果たした。

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