伊紙『トゥットスポルト』の主催する2021年度「欧州ゴールデンボーイ」に、バルセロナのスペイン代表MFペドリが選出された。22日に発表が行われている。

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　ゴールデンボーイ賞は欧州のクラブに所属する21歳以下の選手を対象とし、年間を通して最も活躍したと評価される選手に贈られる。選出は各国メディアおよびファンによる投票で決定されている。

　6月には100人の候補が発表され、そこから毎月20人ずつが減らされる形で候補選手が絞られてきた。マジョルカの日本代表MF久保建英も昨年に続いて候補にノミネートされたが、80人から60人に絞られる際に落選していた。

　最終投票でペドリは318ポイントを獲得し、119ポイントを獲得したボルシア・ドルトムントのイングランド代表MFジュード・ベリンガムを抑えてゴールデンボーイ賞を受賞。2位と199ポイントという差は賞の創設以来最も大差がついた投票結果だった。

　現在18歳のペドリは昨年夏のバルセロナ加入からすぐにレギュラーに定着し、スペイン代表でもユーロ2020（欧州選手権）でベストイレブン・最優秀若手選手に選ばれる活躍。U-24スペイン代表として東京五輪（東京オリンピック）でも銀メダル獲得に貢献していた。

　昨年のゴールデンボーイ賞を受賞していたのはドルトムントのFWアーリング・ブラウト・ハーランド。過去にはリオネル・メッシやキリアン・ムバッペ、ウェイン・ルーニーなど多くのスター選手が受賞しており、若手の登竜門として注目度の高い賞となっている。

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