【写真:Getty Images】
ローマは現地時間21日に行われたセリエA第13節の試合でジェノアと対戦し、アウェイで2-0の勝利を収めた。試合を決めたのは突如現れた18歳の超新星による2つのスーパーゴールだ。
【今シーズンの欧州サッカーはDAZNで!
いつでもどこでも簡単視聴。1ヶ月無料お試し実施中】
低迷するジェノアの新監督にはレジェンドFWであるアンドリー・シェフチェンコ氏が就任し、初采配となったこの試合でジョゼ・モウリーニョ監督率いるローマと激突。チェルシー時代の師弟対決としても注目が集まった一戦だが、ヒーローとなったのは予想外の若武者だった。
ローマの2得点両方を記録したのは、18歳のガーナ人FWフェリックス・アフェナ=ギャン。先月27日のカリアリ戦でトップチームデビューを飾り、この試合がまだ3試合目の出場という選手だ。
両チーム無得点の74分に交代で投入されたアフェナ=ギャンは、その8分後に均衡を破る先制ゴールを記録。ドリブルで長い距離を持ち込んだヘンリク・ムヒタリアンからのラストパスをエリア右で受けると、18歳とは思えない落ち着きで冷静にGKの逆を取るワンタッチシュートを流し込んだ。
さらにアディショナルタイムにも、底知れないポテンシャルを垣間見せる鮮烈な追加点。敵陣内左サイドでこぼれたボールを拾うと、そのまま右足で巻いた見事なミドルシュートをゴール右隅へ突き刺した。
2003年生まれの選手がセリエAでゴールを決めたのは初であり、1試合2得点を記録した選手としては今季の欧州5大リーグで最年少。ローマに現れた新星は今後の注目株となるかもしれない。