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大分トリニータ、ベガルタ仙台、横浜FCがJ2降格決定。ラスト1枠回避の争いは…【J1第36節結果】

text by 編集部 photo by Getty Images

Jリーグ
【写真:Getty Images】



 明治安田生命J1リーグ第36節の試合が20日に各地で開催されている。15時キックオフのカードとしては3試合が行われた。

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 今季J1も今節を含めて残り3試合。すでに川崎フロンターレの優勝は決定しているが、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場権争いや残留争いもいよいよ決着に近づいてきた。

 最下位に沈み降格危機に瀕する横浜FCは3位を確定させたいヴィッセル神戸とホームで対戦。前半9分にはアンドレス・イニエスタからの縦パスを受けて左サイドに抜け出した大迫勇也が自らエリア内へ持ち込んでシュートを決め、神戸が先制点を奪う。

 さらに31分、武藤嘉紀のパスを受けた大迫が倒されてPKを獲得し、イニエスタが決めて追加点。神戸が2-0の勝利で3連勝を収め、4位との5ポイント差を守ってACL出場確定まであと一歩に迫った。

 鹿島アントラーズ対大分トリニータ戦もACL圏を狙うチームと残留を目指すチームの激突。両チームともに90分間ゴールを奪うことはできず、0-0のドローに終わった。神戸との勝ち点差が7に広がった鹿島は3位以内の可能性が消滅している。

 残留ライン上の16位に位置する清水エスパルスはホームでサンフレッチェ広島と対戦。30分にチアゴ・サンタナのゴールで先制した清水がそのまま1-0で5試合ぶりの白星を挙げた。

 14時キックオフの試合では湘南ベルマーレがベガルタ仙台との下位直接対決に2-0の勝利を収めていた。この結果により、勝ち点36の15位湘南、16位清水に残り2試合で届かないことが確定した大分(勝ち点29)、仙台(27)、横浜FC(27)はJ2降格が決定。湘南、清水と徳島ヴォルティス(33)の3チームが残り2つの残留枠を争う状況となった。

【了】

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