06/07シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)を制したACミラン。今回は当時のACミランを牽引した選手たちについて、フットボールチャンネル編集部が独自の方法で算出した能力値を紹介する。
世界が衝撃! 圧巻のドリブル能力を持つ世界最高の男
【写真:Getty Images】
MF:カカー(ACミラン/ブラジル代表)
生年月日1982年4月22日(当時24歳)
06/07シーズンリーグ戦成績:31試合8得点7アシスト
ACミラン リーグ戦通算223試合77得点
ACミランでの主な獲得タイトル:セリエA(03/04、)、コッパ・イタリア、UEFAチャンピオンズリーグ(02/03、06/07)
ACミランの歴史の中で、最高のエースを挙げるなら?
その答えで最も多く名が挙がるのがカカーだろう。ブラジルのサンパウロから加入した21歳の青年は衝撃的なパフォーマンスを披露して、一気に世界最高の選手に駆け上がった。
06/07シーズンはセリエAでは8得点だったが、CLでは13試合で10得点という驚異的な得点力を発揮。まさに世界最高の活躍を見せて2007年のバロンドールやFIFA年間最優秀選手賞など個人賞を総なめにした。
能力値を見ても、やはり凄い。「スピード」「ドリブル」「パス」「攻撃力」「テクニック」で90を超えた。中でも「スピード」と「ドリブル」は95という驚異的な数値となった。
敵も味方も密集し、スペースなど存在しない中央ゴール前を圧倒的なスピードとテクニックのドリブルで突破する。誰もが衝撃を受けたそのプレーは今も多くのファンの瞼に焼き付いているだろう。