【写真:Getty Images】
明治安田生命J1リーグ第36節が、11月20日に行われる。リーグ戦も残すところあと3試合となり、4枠が設けられたJ2降格から逃れるための戦いは大混戦に。降格圏に沈む横浜FC、ベガルタ仙台、大分トリニータ、徳島ヴォルティスに加え、清水エスパルスと湘南ベルマーレも気が抜けない状況だ。
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残り3試合で降格が1つも決まってないという事実は、近年まれにみる混戦を端的に表している。最下位の横浜FCと19位のベガルタ仙台は勝ち点27だが、残留圏ギリギリの15位・湘南ベルマーレと16位・清水エスパルスは勝ち点33。6ポイント差の中に6チームがひしめいている。
今節に予定されている残留争いの直接対決は1つ。19位の仙台が15位の湘南をホームに迎える。仙台はこの試合に勝利すれば、残留圏との差を3ポイントに縮めるだけでなく、他会場の結果次第では17位に浮上する可能性もある。湘南にとっても、この試合に勝利すれば、次節にも残留を決められる可能性が生まれる。
残留圏から3ポイント差の17位・徳島ヴォルティスは、アウェイでFC東京と対戦する。新体制初陣のFC東京戦で勝ち点3を得ることができれば、他会場の結果次第で降格圏脱出もあり得る。
18位の大分トリニータは、鹿島アントラーズとのアウェイゲームに臨む。相手は負ければAFCチャンピオンズリーグ・プレーオフ出場権を与えられる3位の可能性が絶たれる状況。大分にとっても敗れれば最下位転落の可能性もあり、3連敗だけは避けたいところだ。
最下位の横浜FCは、ホームでヴィッセル神戸と対戦する。今節の下位6チームにとっては最も難しい相手となるが、横浜FCも直近6試合でわずか1敗と粘りを見せている。この試合に勝利すれば、残留への光が見えてくるはずだ。
どのチームにも残留の可能性は十分にある。今節に勝利すれば残留への望みはつながれるが、引き分け以下だった場合は他会場の結果次第で降格が決まる。