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冨安健洋ら若手だけでは不十分? アーセナルOBの気がかりは「メンタルヘルス」

text by 編集部 photo by Getty Images

冨安健洋
【写真:Getty Images】



 かつてアーセナルで活躍した元フランス代表のバカリ・サニャ氏が、古巣にアドバイスを送った。英『メトロ』に対する発言を、『デイリーメール』が伝えている。

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 今でもアーセナルに愛情があるというサニャ氏は、以前から今季のスタートには苦言を呈していた。その後チームは復調。冨安健洋の加入や、エミール・スミス・ロウ、アーロン・ラムズデール、ブカヨ・サカら若手の躍動もあって、順位を上げている。

 しかし、サニャ氏はこのまま若手主体で駆け抜けるのは難しい考えており、次のように述べた。

「ずっと少年たちに頼るわけにはいかない。彼らは19、20歳の若者だ。SNSもあるし周囲から激しい圧力を受けている。こういった圧力は、メンタルヘルスにすごく悪い影響を及ぼすことがある。チームが良い方向に向かっていることはうれしいけど、私はその経験をしてきたんだ」

「ひどいプレーをしたあと、私はベッドに隠れていたいと思ったものだよ。経験を積んでもそうだった。だから、少年たちがうまく対処できるかは分からない」

「シーズン序盤とは全く雰囲気が違う。自信が大事なのは明らかだけど、そのためにも経験豊富な選手が屋台骨となる必要があるね」

『デイリーメール』は、「スミス・ロウ、サカ、ラムズデール、ガブリエウ、冨安は全員24歳以下で、ミケル・アルテタのチームで不可欠だった」と指摘。若手の勢いで軌道に乗ったアーセナルを、今度はベテランが引っ張っていけるだろうか。

【了】

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