43位:“爆買いブーム”の犠牲となったのは…
【写真:Getty Images】
MF:エスクデロ競飛王(元日本U-23代表/チエンマイ・ユナイテッド)
生年月日:1988年9月1日(33歳)
クラブ:FCソウル→江蘇蘇寧
移籍日:2015年2月24日(当時26歳)
移籍金:200万ユーロ(約2.4億円)
父親のセルヒオ・エスクデロが浦和レッズでプレーしていたこともあり、ジュニアユース、ユースと浦和の下部組織でプレーしたエスクデロ競飛王。16歳7ヶ月という異例の若さでトップチームに登録され、07年6月には日本国籍を取得した。徐々にトップチームでも出場機会を増やし、08年5月にはトゥーロン国際大会に臨む日本U-23代表に選出されている。
浦和で活躍した後、12年7月にFCソウルへと期限付き移籍。主力としてリーグ優勝に貢献し、同年12月に完全移籍を果たした。在籍2年目はAFCアジアチャンピオンズリーグで決勝に進出。惜しくもアウェイゴール差で敗れたが、決勝戦ではホーム&アウェイのどちらでもアシストを記録するなど、絶対的な主力としてチームを牽引した。
2015年に中国スーパーリーグの江蘇蘇寧に200万ユーロ(約2.4億円)の移籍金で完全移籍。29試合で6ゴール8アシストとキャリアハイの得点関与数を記録したが、翌2016年に江蘇蘇寧がラミレスやジョー、アレックス・テイシェイラといったブラジル代表の選手を補強したことで構想外に。16年2月に京都サンガへと移籍している。