100億円を超える移籍金(契約解除金)も珍しくなくなった今日のサッカー界で移籍金の高い歴代日本人は誰なのか。今回フットボールチャンネル編集部は、データサイト『transfermarkt』が算出した市場価値ランキングの最新版を紹介する。※移籍金は11月2日時点、価格が並んだ場合の順位はサイトに準拠
45位: 自身2度目の欧州移籍は…
【写真:Getty Images】
FW:大久保嘉人(元日本代表/セレッソ大阪)
生年月日:1982年6月9日(39歳)
クラブ:ヴィッセル神戸→ヴォルフスブルク
移籍日:2009年1月3日(当時26歳)
移籍金:200万ユーロ(約2.4億円)
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01年にセレッソ大阪でプロデビューを飾った大久保嘉人は、デビュー2年目にJ2で得点ランキング2位の18ゴールを記録してブレイク。03年、04年にはJ1で2年連続二桁ゴールを達成し、20歳の若さでジーコ監督率いる日本代表にも選出された。
04年に行われたアテネオリンピックでは3試合で2ゴールの活躍を披露。この活躍が評価され、04年11月にマジョルカへ期限付き移籍を果たした。しかし、スペインでは期待以上の活躍ができず、06年のドイツワールドカップのメンバーからも落選。06年6月にセレッソ大阪へと復帰を果たし、半年後の07年1月にヴィッセル神戸へと移籍している。
09年1月、当時ブンデスリーガの優勝争いを演じていたヴォルフスブルクへと200万ユーロ(約2.4億円)の移籍金で完全移籍。この移籍はフェリックス・マガト監督自らが強く希望したものとされている。しかし、得点王に輝いたグラフィッチやエディン・ジェコの壁は高く、公式戦13試合で0ゴールと不本意な結果に終わった。長谷部誠と共にクラブ史上初のブンデスリーガ制覇を経験したが、同シーズン限りでマガト監督が退任したこともあり、09年6月にわずか半年でヴィッセル神戸へと復帰している。