サッカーゲーム「Sorare(ソラーレ)」は実在する選手が登場するブロックチェーンゲームです。仮想通過を通じてカードを取引し、自分のチームを作って競います。今回は、Sorareの始め方や遊び方を詳しく説明します。
Sorare(ソラーレ)とは?
Sorare(ソラーレ)は、実在するサッカー選手の試合成績が、ゲーム内に連動・反映されるカードゲームです。2019年にリリースされ、月間90,000人(2021年6月時点)のアクティブユーザーを集めています。2020年8月にはJリーグ全クラブ、2021年9月にはラ・リーガ(スペイン)全クラブとライセンス契約を交わし、2021年11月14日時点では214のクラブチームの選手がカード化されています。
実際に世界中のクラブチームに在籍している選手を獲得することで、ユーザーは自分だけのチームを作ります。ほかのユーザーとスコアを競い、上位にランクインしたユーザーは、シーズン終了時にイーサリアム(ETH)やレアカードなどの商品が贈られます。
※イーサリアム(ETH)とは?
ヴィタリック・ブテリン氏によって開発されたプラットフォームのこと。このプラットフォーム内で使用される仮想通貨をイーサ(ETH)と呼ぶ。ビットコインに次ぐ時価総額を誇り、暗号通貨市場の約20%を占めている(2021年11月時点)。
カードは発行枚数により、コモン、レア、スーパーレア、ユニークという4段階に分類されています。希少価値の高いカードはブロックチェーン上で管理され、高額で取引されます。カードの取引方法は2通りで、公式サイトから直接購入するか、NFTマーケットプレイスで他のユーザーからカードを購入します。
Sorare(ソラーレ)の特徴・遊び方
現実の世界の活躍に応じて、スコアが算出されます。自分の作ったチームの選手が、現実の世界でどのようなパフォーマンスを残したかが数値化されます。ゴールやアシストだけではなく、プレー時間やファウルなどもスコアの対象となっています。
パフォーマンス | 獲得スコア |
ゴール | 7 |
アシスト | 4 |
プレー時間(1分ごと) | 0.02 |
ファウル獲得 | 0.5 |
ファウル行為 | −0.5 |
イエローカード | −2.0 |
レッドカード | −5.0 |
これを基にチームのトータルスコアを出します。1試合ごとにトータルスコアを出していき、シーズン終了時にどれだけのスコアを貯められるかを競います。成績上位者にはイーサリアム(ETH)や希少性の高いカードが贈られます。現実の活躍がスコアに反映されるため、実際のチームで試合に出ていない選手をチームに入れると、高スコアを獲得するのが難しくなるでしょう。
Sorare(ソラーレ)で使用するカードは、公式サイトとNFTマーケットプレイスで取引されます。公式サイトでの取引はクレジットカード決済とイーサリアム(ETH)決済の2通りがあります。イーサリアム(ETH)を使った取引をするためには、MetaMask(メタマスク)を事前にインストールする必要があります。賞金を受けとる際もMetaMask(メタマスク)が必要となるので、このゲームで遊ぶ上では必要になります。
※MetaMask(メタマスク)とは?
WEBブラウザやスマホアプリで利用できる仮想通貨専用のWEBウォレット。
Sorare(ソラーレ)では毎週、大会が行われています。大会には選手の年齢や国籍やリーグなどの参加条件があることもあり、それを満たす選手のみでチームを構成します。
5枚のカードでチームを構成し、大会に参加します。ゴールキーパー、ディフェンダー、ミッドフィルダー、フォワード、ゴールキーパー以外の任意のポジションの計5人を選出し、その5人の中からキャプテンを選びます。先述した通り、その選手が実際にどれだけ活躍したかによってスコアが算出されますが、レア度が高いカードはボーナスとして一定割合がスコアに乗算されます。
Sorare(ソラーレ)の始め方
公式サイトの「Sign Up」をクリックし、必要事項を入力、チェックし「Submit(提出)」をクリック。入力したメールアドレスに届いたメールを確認し、承認すれば完了です。GoogleやFacebookのアカウントでも登録は可能です。
登録が完了したら、自分のチームの名前やお気に入りのクラブを設定しましょう。その際に受け取った10枚のカードから5人を選んでチームを作り、ルーキーリーグに参加します。ルーキーリーグは、アカウント作成後に4回だけ参加することができる初心者向けの大会です。
ルーキーリーグを終えたら、公式サイトとNFTマーケットプレイスでカードを取引してチームを強化していきましょう。