【写真:Getty Images】
FIFAワールドカップカタール2022・欧州予選、フィンランド代表対フランス代表が現地時間16日に行われた。この試合では、あまりにも衝撃的なゴールが誕生している。
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前節のカザフスタン代表戦で大勝しW杯本大会出場を決めていたフランス代表は、そのゲームから先発5人を変更。カリム・ベンゼマやエンゴロ・カンテらがベンチスタートとなり、ムサ・ディアビやオーレリアン・チュアメニらがスタメンに名を連ねている。
立ち上がりからボールを支配したフランス代表だったが、プレーオフ進出を狙うフィンランド代表の堅守に苦戦。結局前半は点を奪えず、0-0のまま後半へ向かうことになった。
それでも、フランス代表は先制に成功する。66分、キリアン・エムバペとの巧みなパス交換から最後はカリム・ベンゼマがシュート。DFに当たったボールがそのままゴールへと吸い込まれた。
これで余裕が生まれたレ・ブルーはその10分後にもゴールを奪う。決めたのは、ベンゼマの先制ゴールをアシストしたエムバペだ。
このゴールはまさにワールドクラスだった。リュカ・ディーニュから浮き球のパスが出ると、左サイドのエムバペはボールの動きを冷静に見極め寄せてきたDFをかわす。そして一気に加速すると、最後はペナルティーエリア角付近からコントロールショット。これがゴール右隅にズバッと突き刺さった。
エムバペの個人能力で相手を突き放したフランス代表はそのまま2-0でフィンランド代表を撃破。最終的な予選成績を8試合5勝3分0敗、得失点+18とし、現世界王者として堂々とカタールへ向かうことになる。