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日本人サッカー選手歴代移籍金ランキング36~40位。衝撃のデビューを果たすも… 欧州で苦戦、姿を消した怪物は…

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

38位:古巣に初タイトルをもたらした天才MF

1117-小野
【写真:Getty Images】



MF:小野伸二(元日本代表/北海道コンサドーレ札幌)
生年月日:1979年9月27日(42歳)
クラブ:フェイエノールト→浦和レッズ
移籍日:2006年1月26日(当時26歳)
移籍金:250万ユーロ(約3億円)

 各世代別代表で活躍した天才、小野伸二は高校卒業後に浦和レッズに加入。デビュー後も鮮烈な活躍を見せた小野は、18歳で1998 FIFAワールドカップに出場。2001年に行われたFIFAコンフェデレーションズカップでは全試合に出場し準優勝に貢献すると、大会後にフェイエノールトへ移籍を果たした。

 加入後すぐにスタメンに定着した小野は、華麗なテクニックとパススキルを活かして攻撃を牽引。加入初年度からUEFAカップ(現UEFAヨーロッパリーグ)優勝に貢献した。チームの中核となったこのMFは、03/04シーズンには自身初の2桁アシストを記録。4シーズンに渡り、欧州で活躍し、2006年1月に250万ユーロ(約3億円)で浦和レッズに復帰している。

 Jリーグに復帰した小野は、古巣を牽引。浦和レッズをJリーグ優勝に導くと、翌年にはAFCチャンピオンズリーグ(ACL)でも優勝し、クラブ史上初の国際タイトルを獲得した。その後は、2008年1月にボーフムに移籍。再び海外移籍となったが、この男の活躍はファンの記憶に強く残っているだろう。

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