【写真:Getty Images】
カタールワールドカップ欧州予選は現地時間16日までにグループ全日程を終え、各グループからの本大会進出チームおよびプレーオフ出場チームが決定した。残り3つの枠をめぐって、プレーオフでは非常に過酷な戦いが繰り広げられる。
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各グループから1位チームしか本大会に自動出場できないという狭き門の欧州予選では、2位でプレーオフに回ることを余儀なくされた強豪国も続出。今年夏のユーロ2020(欧州選手権)で欧州王者に輝いたばかりのイタリア代表や、クリスティアーノ・ロナウドらを擁するポルトガル代表などもプレーオフを戦うことになった。
他にプレーオフ出場が決まったのはスコットランド代表、ロシア代表、スウェーデン代表、ウェールズ代表、トルコ代表、ポーランド代表、北マケドニア代表、ウクライナ代表、オーストリア代表、チェコ代表。この合計12チームのうち、わずか3チームしかカタール行きの切符を手に入れることはできない。
組み合わせ抽選が行われるのは来週金曜日の26日。12チームは4チームずつ3つの組に分けられ、それぞれ準決勝および決勝のトーナメント方式で本大会出場チームを決定する。なお、政治的理由によりロシアとウクライナが対戦する組み合わせとなることは避けられる。
グループステージで成績上位だったポルトガル、スコットランド、イタリア、ロシア、スウェーデン、ウェールズの6チームはシード国となり、準決勝ではホームでノーシード国と対戦する。だが、どの2つの準決勝の勝者が決勝を戦うかはランダム抽選により決定されるため、たとえばポルトガルとイタリアの少なくともどちらか一方しか本大会に出場できない、といった組み合わせも十分にあり得ることになる。
準決勝、決勝の各ラウンドは一発勝負であり、延長戦が同点に終わった場合のPK戦も含めて、どんな波乱が起きてもおかしくはない。来年3月に開催されるプレーオフには世界中から注目の目が向けられることになりそうだ。
▽欧州予選プレーオフ出場チーム(シード)
ポルトガル
スコットランド
イタリア
ロシア
スウェーデン
ウェールズ
▽欧州予選プレーオフ出場チーム(ノーシード)
トルコ
ポーランド
北マケドニア
ウクライナ
オーストリア
チェコ
【了】