【写真:Getty Images】
イングランド代表は現地時間15日に行われたサンマリノ代表とのアウェイゲームに10-0の大勝を飾り、カタールワールドカップ本大会出場を決定させた。予選突破に華を添えるゴールラッシュにより様々な記録も達成している。
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2位ポーランドに勝ち点3の差をつけていたイングランド代表は引き分け以上で予選突破が決まる状況だったが、ここまで全敗のサンマリノに対して容赦ないゴールラッシュ。前半のうちにFWハリー・ケインが4ゴールを叩き込むなど6点を奪い、後半にも4点を加えて大勝した。
英『BBC』などによれば、イングランド代表が二桁得点を記録した試合は1964年のアメリカ代表戦に10-0で勝利して以来57年ぶり。前半だけで6得点を挙げたのは1946年のオランダ代表戦(8-2)以来75年ぶりとなった。
また、公式戦で二桁得点を記録したのはイングランド代表史上初。2021年を15勝4分け(PK戦は引き分け扱い)の無敗で終え、勝利数、クリーンシート数(14回)、合計得点数(52点)はいずれも同国史上最多の数字を残した。
エースストライカーのケインも様々な記録を達成。1試合4得点は1993年に同じくサンマリノ代表との試合でイアン・ライト氏が達成して以来28年ぶりであり、前節アルバニア戦に続いての2試合連続ハットトリックは1957年のトミー・テイラー氏以来64年ぶりとなった。年間16得点という数字もイングランド代表の史上最多記録を塗り替えるものとなった。
イングランド代表でのケインの通算得点数は48点となり、ゲーリー・リネカー氏に並ぶ歴代3位タイに浮上。2位のボビー・チャールトン氏まであと1点、1位のウェイン・ルーニー氏まであと5点に迫っている。
先制点を挙げたDFハリー・マグワイアも2試合連続ゴールであり、イングランド代表で通算7ゴール目。6ゴールを記録していたジョン・テリー氏を上回り、DFの選手ではイングランド歴代最多の得点者となった。
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