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オマーン代表の“英雄の後継者”とは? 9月のサッカー日本代表撃破の立役者、最も乗せてはいけない存在【W杯アジア最終予選】

text by 編集部 photo by Getty Images
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【写真:Getty Images】



 日本代表は16日、カタールワールドカップアジア最終予選でオマーン代表と対戦する。9月に行われた試合では、オマーン代表が1-0で勝利。勝ち点差2で再び顔を合わせる両者は3位と4位に位置しており、勝った方がワールドカップ出場に望みをつなぐ一戦となる。

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 最終予選初戦で、オマーン代表は日本代表に勝利しているが、この試合で好セーブを連発したのがファイズ・アルルシェイディだった。キャプテンマークを巻いて出場したアルルシェイディは、65分に大迫勇也のミドルシュートに懸命に腕を伸ばして弾き出した。このビッグセーブが88分の決勝点につながったことは言うまでもない。アルルシェイディがオマーン代表の勝利を陰で支えていた。

 オマーン代表GKといえば欧州でも活躍したアリ・アルハブシが有名で、日本代表とも幾度となく対戦してきた。アルルシェイディは英雄から受け継ぐ形で、オマーン代表のゴールマウスを守っている。

 2年前のアジアカップでは、怪我で欠場を余儀なくされたアルハブシに代わってアルルシェイディが起用されている。グループリーグ第2戦の日本代表戦では好セーブを連発。試合はPKによる1点で日本代表が勝利したが、アルルシェイディの好プレーがなければ、日本代表はもっと楽な試合展開になっていたはずだった。

 日本代表にとってアルルシェイディは乗せてはいけない相手だ。2試合続けてPK以外でゴールを決めることができていない守護神を相手に、日本代表はゴールを決めることができるだろうか。

【了】

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