【写真:Getty Images】
カタールワールドカップ欧州予選は佳境を迎え、本大会出場を決めるチーム、プレーオフに回るチームが続々と決定している。そのプレーオフは非常に過酷な戦いであり、強豪国が敗退に追い込まれるケースも出てくるかもしれない。
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欧州予選は各グループの首位チームのみが自動的にワールドカップ出場権を獲得し、2位チームはプレーオフを戦わなければならない。前回ロシア大会の予選までは、8チームが4つのカードに分かれてプレーオフを戦い、ホーム&アウェイの戦いに勝利した4チームが本大会に進む方式だった。
前回大会ではイタリア代表がスウェーデン代表に敗れて本大会出場を逃すなど、何が起こるか分からない短期決戦のプレーオフはこれまでも十分に厳しい戦いだった。だが今回のプレーオフはさらに“狭き門”となっている。
今回の欧州予選プレーオフに進むのは10グループの2位チームに、UEFAネーションズリーグ(UNL)成績に基づく2チームを加えた計12チーム。その中から、わずか4分の1の3チームしか本大会のチケットを手に入れることはできない。
12チームは4チームずつ3つの組に分かれ、来年3月に各組トーナメント方式でワールドカップ出場を争う。本大会へ進むためには一発勝負の準決勝、決勝に連勝しなければならず、下馬評を覆すような波乱が起きる可能性も十分にあるだろう。
UNLからの出場権獲得も含め、現時点でプレーオフを戦うことが決まっているのはポルトガル代表、ロシア代表、チェコ代表、スコットランド代表、スウェーデン代表、ウェールズ代表、オーストリア代表、北マケドニア代表の8チーム。15日、16日に行われるグループステージ最終節の試合で残りの4チームが決定する。
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