【写真:Getty Images】
FIFAワールドカップカタール2022・欧州予選、4グループ(A、B、J、H)の最終節が現地時間14日に行われた。
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全55チームが10グループに分かれて戦う欧州予選では、自動的にW杯本大会へ進めるチームが首位のみとなっている。2位になればプレーオフを戦わなければならず、何が起こるか分からない短期決戦では強豪国にも敗退の可能性が出てきてしまうなど、実にハイレベルな争いとなっている。
最終節を待たずしてカタール行きを決めたドイツ代表、デンマーク代表、フランス代表、ベルギー代表の4チームに加え、現地14日の結果で新たに3チームのW杯出場が確定した。
グループAではセルビア代表がクリスティアーノ・ロナウドらを擁するポルトガル代表に逆転勝利し、土壇場で首位に浮上。ポルトガル代表はプレーオフへと回ることになった。グループBではスペイン代表がアルバロ・モラタ弾でスウェーデン代表を撃破しカタール行きが確定。グループHでは前回大会準優勝のクロアチア代表がロシア代表との直接対決を制し、首位通過を決めている。
これにより、未だ首位チームが確定していないグループは3つとなった。
グループGは大混戦だ。オランダ代表、トルコ代表、ノルウェー代表の3チームに1位の可能性が残されている。現在首位に立つオランダ代表は現地16日のノルウェー代表戦に勝利すればW杯行きが確定。引き分けならトルコ代表の結果次第、負けると2位以下に順位を落とすことになる。
グループCは勝ち点15で現欧州王者イタリア代表とスイス代表が並んでおり、得失点差2で前者が首位に立っている。最終節、イタリア代表は北アイルランド代表と、スイス代表はブルガリア代表とそれぞれ対戦する。
グループIはイングランド代表の突破がほぼ確実。最終節、ここまで全敗中のサンマリノ代表に引き分け以上の成績を収めれば良いからだ。仮に負けるようなことがあっても、2位ポーランド代表の結果次第では通過が決まる。ちなみに2位ポーランド代表との差は勝ち点3、得失点6となっている。
【了】