【写真:Getty Images】
今季の欧州各国リーグでは記憶に残るようなゴールがすでに多く誕生している。サッカー日本代表MF柴崎岳が決めたゴールも、その中の一つだろう。
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現地時間10月3日、柴崎が所属するレガネスはホームでルーゴと対戦した。
レガネスは前半から多くのチャンスを作るもゴールが遠く、スコアレスのまま前半を終えることになった。すると後半開始早々、柴崎がチームに歓喜を呼び込むことになる。
47分、味方からのパスを受けた柴崎はペナルティーエリア外から迷わず右足を振り抜く。放たれたボールはGKの手を弾き、ゴールネットを揺らした。
柴崎がシュートを放ったのはゴールまでおよそ25メートルの位置。ボールスピードは決して速くなかったのだが、よく見ると無回転でブレており、GKフラン・ビエイテスの対応を難しくしていた。柴崎にとってはこれが今季初ゴール。奇しくも、昨季と同じ第8節目での1号弾となった。
日本代表は現地16日、FIFAワールドカップカタール2022・アジア最終予選でオマーン代表と対戦する。この試合ではMF守田英正が累積警告により出場停止となるため、柴崎が先発に名を連ねる可能性が決して低くない。
守備強度の低さ等を指摘されることが多い柴崎だが、上記のゴール、また先日のベトナム代表戦で途中出場ながら2度も相手GKを脅かしたことからも分かる通り、右足から放つミドルシュートは日本の大きな武器になり得る。サウジアラビア代表戦で戦犯となり批判を浴びた男が再び評価を取り戻すには、勝負のオマーン代表戦で結果を残すしかない。