【写真:Getty Images】
フランス代表は13日の試合でカザフスタン代表に8-0の大勝を飾り、カタールワールドカップ本大会出場を決めた。FWキリアン・ムバッペはこの試合で、フランスの伝説的選手以来63年ぶりとなる記録を達成している。
ホームにカザフスタンを迎えたフランスは立て続けにゴールを重ね、計8発で圧勝。グループ2位のフィンランド代表との勝ち点差を4ポイントに広げ、1試合を残してグループ首位での本大会出場を確定させた。
この試合で圧倒的な力を示したのが、若きエース・ムバッペ。前半にフランスが奪った3得点全てを記録してハットトリックを達成すると、87分にも大勝劇を締めくくる8点目のゴールを加え、計4発を叩き込んだ。
スポーツのデータ分析を手掛ける『Opta』によれば、フランス代表の試合で1試合4得点以上を記録した選手は実に63年ぶり。前回の達成者は、ワールドカップで1大会13得点という最多記録を保持することで知られる伝説的FWのジュスト・フォンテーヌ氏だった。
フォンテーヌ氏が1試合4得点を挙げたのは、まさにそのワールドカップ記録を達成した試合だった。1958年ワールドカップ3位決定戦の西ドイツ代表戦で4ゴールを決めてフランスを6-3の勝利に導くとともに、現在まで残る1大会最多得点数でこの大会の得点王に輝いた。
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