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跳躍力が凄すぎる…!CLでバルセロナを粉砕したコロンビアFWの伝説ハットトリック

text by 編集部 photo by Getty Images

ファウスティーノ・アスプリージャ
【写真:Getty Images】



 元コロンビア代表FWのファウスティーノ・アスプリージャ氏が、11月10日に52歳の誕生日を迎えた。UEFAチャンピオンズリーグ(CL)公式SNSでは、バルセロナ相手に達成した現役時代の衝撃的なハットトリックを振り返っている。

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 アスプリージャ氏は1990年代前半、当時の“世界最強リーグ”だったイタリア・セリエAで新興勢力として旋風を巻き起こしたパルマで、ジャンフランコ・ゾラ氏らとともに攻撃陣をけん引。国内での優勝争いやUEFAカップ優勝などの好成績に貢献した。

 1996年2月に移籍したニューカッスルではイタリア時代ほどの活躍を見せられず苦戦したが、エースストライカーのアラン・シアラー氏らを擁したチーム自体は好調。1996/97シーズンのプレミアリーグで2位となって初のCL出場権を獲得し、グループステージ初戦では強豪バルセロナをホームに迎えた。

 この試合で驚異的な爆発力を発揮したのがアスプリージャ氏だ。自ら獲得したPKから先制ゴールを挙げると、空中を走るかのような跳躍から強烈なヘディング弾を叩き込んで2点目。さらにもう1点も滞空時間の長いヘディングで決めてハットトリックを達成し、ニューカッスルを3-2の勝利に導いた。

 ズバ抜けた身体能力の高さはゴール後のパフォーマンスからも見て取れる。ニューカッスルは結局グループステージ敗退に終わり、アスプリージャ氏もこの数ヶ月後にはパルマへ復帰することになったが、この一戦で放った瞬間的な輝きはあまりにも強烈なものだった。

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