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南野拓実、ジェラード監督就任ならアストン・ビラの補強候補に? 英紙が予想

text by 編集部 photo by Getty Images

南野拓実
【写真:Getty Images】



 スコットランドのレンジャーズを率いるスティーブン・ジェラード監督は、アストン・ビラの新監督に就任する可能性が噂され続けている。英紙『デイリー・スター』は、ジェラード監督の就任が実現した場合には、リバプールの日本代表MF南野拓実などがアストン・ビラの新戦力候補になるとも予想している。

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 プレミアリーグで5連敗と不振のアストン・ビラは7日にディーン・スミス監督を解任。レンジャーズを昨季のリーグ優勝に導くなど手腕を発揮しているジェラード監督が有力な後任候補の一人であるとされ、ビラからレンジャーズに違約金が支払われる形での引き抜き交渉が行われると報じられている。

 シーズン後半戦の浮上を目指し、アストン・ビラは1月の移籍市場で補強を行うことも見込まれる。『デイリー・スター』紙は、ジェラード監督が就任した場合には古巣リバプールとのコネクションを生かした補強を行う可能性があるとして、レンタルでの獲得候補となる選手5人を挙げた。

 移籍の可能性が予想されるのは、当然ながらリバプールで出場機会の少ない選手たち。DFナサニエル・フィリップス、DFネコ・ウィリアムズ、MFハーヴェイ・エリオット、MFアレックス・オックスレイド=チェンバレン、そして南野の5人が候補とされている。

 南野については「十分なエネルギーとスピードがあり、大きな脅威になり得る」と英紙。アストン・ビラは今季開幕前に攻撃陣の補強も行っているが、「南野はファイナルサードで異なるオプションを提供できるとジェラードは感じるかもしれない」と予想している。

 南野は今季リバプールでカラバオ・カップ(リーグ杯)2試合に先発して3得点を挙げているが、リーグ戦やチャンピオンズリーグでの先発出場はゼロ。ここのところ交代出場の機会はやや増えつつあるとはいえ、劇的に状況の変化がなければ、サウサンプトンでプレーした昨季のように冬のレンタルもひとつの選択肢となるかもしれない。

【了】

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