【写真:Getty Images】
これまで多くの日本人選手が欧州で活躍しているが、今季最も活躍しインパクトを残しているのは、間違いなく古橋亨梧だ。そんな古橋が決めたスーパーゴールと言えば、あの試合のものになるだろう。
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セルティックは現地時間8月15日、プレミアスポーツカップ(スコットランドリーグカップ)2次ラウンドでハーツと対戦。
29分に先制したのはセルティック。左サイドで古橋がボールを持つと、DFラインの裏に右足でスルーパスを送る。アウト回転がかかったボールがジェームズ・フォレストに届き、ゴール前への折り返しに走りこんだオドソンヌ・エドゥアールが決めた。
さらに33分、古橋はシュートのこぼれ球に反応してゴール前に詰めるも、ボールは惜しくも枠外に。しかし、その直後にセルティックがCKを獲得すると、古橋が素早くリスタート。クロスボールをスティーヴン・ウェルシュが頭で合わせてセルティックがリードを2点に広げた。
その後、PKを献上してしまい1点を返されたが、セルティックは前線からのプレスからボールを回収すると、スルーパスに古橋が反応。ゴール左から左足を振り抜くと、ボールはGKの手に当たりながらゴールネットに吸い込まれた。「そこを狙うか」と思うような難しいコースに見事に決めてみせたこのゴールは、まさにスーパーゴールだった。
後半アディショナルタイムには1点を返されたが、試合は3-2でセルティックが勝利。古橋の芸術的なパスが先制点につながり、機転の利いた判断が2点目を生んだ。そして、3点目のゴールは古橋の猛烈なプレッシングが起点となり、自ら豪快なシュートで決めてみせた。
カタールW杯・アジア最終予選ではまだ得点できていないが、セルティックでは既に公式戦10得点をマーク。日本代表では左サイドプレーすることが、今月行われるベトナム、オマーンとのアウェイ2連戦で得点し、日本代表を勝利に導けるか。この男のゴールに期待したい。