100億円を超える移籍金(契約解除金)も珍しくなくなった今日のサッカー界で移籍金の高い歴代日本人は誰なのか。今回フットボールチャンネル編集部は、データサイト『transfermarkt』が算出した市場価値ランキングの最新版を紹介する。※移籍金は11月2日時点、価格が並んだ場合の順位はサイトに準拠
25位:元クラブ史上最高額の男
【写真:Getty Images】
FW:久保裕也(元日本代表/FCシンシナティ)
生年月日:1993年12月24日(27歳)
クラブ:ヤング・ボーイズ→ヘント
移籍日:2017年1月25日(当時23歳)
移籍金:350万ユーロ(約4.2億円)
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早くから注目を浴びる存在だった久保裕也は、2011年に京都サンガF.C.でJリーグデビュー。当時まだ17歳だったが、同シーズンはJ2リーグ二桁得点を記録といきなり活躍した。そして、京都でのプロキャリアスタートからわずか2年後の2013年夏には、活躍の場を海外へ。スイスの強豪ヤング・ボーイズに加入している。
久保の獲得を希望したイリヤ・ケンツィクSDが久保の合流前に辞任しており、さらに監督も新しくなっていたため、ヤング・ボーイズに同選手を知る人物がおらず、当初は早くも放出を考えられていたようだ。それでもトップチームに残ると、主にスーパーサブとして活躍。3年目にはレギュラーの座を奪い、リーグ戦ではキャリアハイとなる9得点5アシストを記録した。
その活躍が評価され、2017年にベルギーのヘントへ移籍。移籍金は当時のクラブ史上最高額となる350万ユーロ(約4.2億円)だった。久保はチーム合流後すぐに結果を残し、ポジションを確保。ヤング・ボーイズ時代よりも評価を高めることになった。