100億円を超える移籍金(契約解除金)も珍しくなくなった今日のサッカー界で移籍金の高い歴代日本人は誰なのか。今回フットボールチャンネル編集部は、データサイト『transfermarkt』が算出した市場価値ランキングの最新版を紹介する。※移籍金は11月2日時点、価格が並んだ場合の順位はサイトに準拠
20位:ビッグクラブで闘った男
【写真:Getty Images】
DF:長友佑都(日本代表/FC東京)
生年月日:1986年9月12日(35歳)
クラブ:チェゼーナ→インテル
移籍日:2011年7月1日(当時24歳) ※完全移籍へ移行
移籍金:450万ユーロ(約5.4億円)
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FC東京でプロデビューし、日本を代表するサイドバックへと進化を遂げた長友佑都は、2010年南アフリカワールドカップでの活躍が評価され、大会後にチェゼーナへ移籍。これが自身初の海外挑戦だったが、新天地では開幕から主力として起用され、年内のリーグ戦は全てフル出場を果たすことになった。
そしてチェゼーナ加入からわずか半年後、AFCアジアカップ2011で優勝に貢献した長友は名門インテルの目に留まり、レンタルで加入。2011/12シーズンの始まりとなった7月には、450万ユーロ(約5.4億円)での完全移籍を掴み取ることになった。
長友は晴れてビッグクラブの一員になっただけでなく、ここでレギュラーとして活躍。2013/14シーズンにはDFながらリーグ戦だけで5得点7アシストを記録し、同シーズン中にはエステバン・カンビアッソからキャプテンマークを受け継ぎ、ゲームキャプテンを担うこともあった。2014/15シーズン以降はチームでの立場が厳しくなってしまったが、ビッグクラブに確かな爪痕は残した。