【写真:Getty Images】
明治安田生命J1リーグ第35節の試合が7日に各地で行われている。15時キックオフの試合としては2カードが行われた。
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奇跡の残留を目指す最下位の横浜FCは、アウェイで8位アビスパ福岡と対戦。前半は福岡がチャンスの数で上回りながらも両チーム無得点で折り返す。
55分には横浜FCに待望の先制ゴール。アルトゥール・シルバがエリア手前から放ったミドルシュートは守備陣にブロックされたが、ゴール前に落下するボールにフェリペ・ヴィゼウが反応し、ヘディングで合わせてGKを破った。
そのまま勝利を収めれば最下位を脱出して残留への望みが広がるところだったが、後半アディショナルタイムには痛恨の失点。91分、エミル・サロモンソンがエリア右にこぼれたボールを狭い角度から叩き込んで同点とし、福岡が1-1のドローに持ち込んだ。
降格圏の各チームが勝ち点を伸ばせない中で、16位の湘南ベルマーレは勝利を収めれば残留へ大きく前進するチャンス。サンフレッチェ広島をホームに迎えた一戦は、前半19分に危険なプレーで一発レッドカードを受けた柴崎晃誠が退場し、湘南が早い時間で数的優位に立つ。
だが70分以上を一人多い状態で戦った湘南は、後半アディショナルタイムにポストを叩くなど決定機も作り出したが最後までゴールを奪えず。スコアレスドローで勝ち点1を加えるにとどまった。
湘南は清水エスパルスを得失点差で上回って15位に浮上したが、17位徳島ヴォルティスとの差は3ポイントしかなく、まだ安心はできない。一方18位大分トリニータ、19位ベガルタ仙台、20位横浜FCは、次節の結果次第で降格が決まってしまう可能性もある。
【了】