【写真:Getty Images】
明治安田生命J1リーグ第35節の試合が7日に各地で開催されている。14時キックオフのカードとしては4試合が行われた。
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前節の時点で2連覇を決めた川崎フロンターレはアウェイでサガン鳥栖と対戦。開始3分で岩崎悠人が決めて鳥栖が先制し、20分にも酒井宣福が追加点を奪う。
32分にも酒井のシュートが山村和也のハンドを誘って鳥栖がPKを獲得し、小屋松知哉が決めて前半のうちに3-0。後半アディショナルタイムにレアンドロ・ダミアンがようやく1点を返した川崎Fだが、今季リーグ戦では初の3失点を奪われ、第26節アビスパ福岡戦に続いて2敗目を喫した。
勝ち点59で5位と6位に並ぶ鹿島アントラーズと浦和レッズは、ACL出場権獲得に望みを繋ぐための生き残り対決。前半から優位に立った鹿島が土居聖真のゴールで先制し、そのまま1-0で逃げ切って上位決戦を制した。
19位ベガルタ仙台と4位名古屋グランパスの対戦は、前半14分に前田直輝のパスから柿谷曜一朗が決めてアウェイの名古屋が先制。後半開始直後には西村拓真の強烈なシュートで仙台が同点とする。その後スコアは動かず、両チームにとって痛いドローに終わっている。
18位の大分トリニータはホームで13位ガンバ大阪と対戦。前半28分にオウンゴールで大分が先制したあと、わずか1分後にはG大阪もパトリックのゴールで同点としたが、呉屋大翔のゴールで勝ち越した大分が1点リードで折り返す。
だがG大阪は53分にもパトリックが再び決めて同点とし、終盤にはハンドで獲得したPKからパトリックがハットトリックとなる3点目。逆転勝利のG大阪が残留を数字的に確定させ、大分は痛恨の連敗となった。
ACL出場権争いは名古屋と勝ち点で並んだ鹿島が得失点差で4位に浮上したが、3位ヴィッセル神戸との差は5ポイントに開いた。残留争いでは白星を逃した大分、仙台がさらなる窮地に追い込まれている。
【了】