【写真:Getty Images】
ブンデスリーガの公式SNSが、4年前に起きた珍プレーを動画で紹介した。
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マインツのGKロビン・ゼントナーと聞いて、このシーンを思い出す人は少なくないだろう。それほどインパクトの強い、不思議な時間が流れた。
ボルシア・メンヒェングラッドバッハと対戦したマインツ。味方からのバックパスを受けたゼントナーは、右足でボールをコントロールすると、右に開いた味方に出すそぶりから中央にインサイドでつなごうとした。
しかし、ゼントナーのインサイドキックは空振り。足もとに置いたつもりだったボールは完全に停止しておらず、ゼントナーはボールを蹴った感覚がないことで初めてその事態に気づいた。そのときにはすでに相手のプレッシャーがかかっていたが、間一髪で間に合っている。味方のカバーにも助けられて難をしのいだあとも、ゼントナー自身が状況をのみ込めていないようにも見える。
このプレーでマインツが失点していたら、ブンデスリーガが笑い話として取り上げることもできなかったはず。ゼントナーが肝を冷やした“笑撃”の数秒間は必見だ。