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日本人サッカー選手歴代移籍金ランキング11~15位。日本が誇る孤高の天才、 世界を魅了した男とは…

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

13位:EL王者の一員になったが…

1104-清武
【写真:Getty Images】



MF:清武弘嗣(元日本代表/セレッソ大阪)
生年月日:1989年11月12日(31歳)
クラブ:ハノーファー→セビージャ
移籍日:2016年7月1日(当時26歳)
移籍金:650万ユーロ(約7.8億円)

 セレッソ大阪で8番を継承した清武弘嗣は、2012年にドイツのニュルンベルクに加入。欧州5大リーグに移籍を果たした。開幕戦からフル出場を果たすと次節から3試合連続アシストを記録。華麗なテクニックと圧倒的な攻撃センスを武器に、1年目からリーグ2位となる11アシストの活躍を見せた。

 翌年もリーグ戦8アシストと低迷するクラブで躍動したが、チームとして結果が出ず2部に降格。清武はこの降格を機に430万ユーロ(約5.2億円)でハノーファーに移籍した。ここでもチームの攻撃を牽引したこのMFは、孤軍奮闘。しかし、2シーズン目にまたしても所属クラブが降格となってしまった。だが、ドイツで評価を高めたこの男は、ラ・リーガの強豪、セビージャからオファーを受けた。

 ハノーファーが清武の金額を釣り上げていたが、2016年7月に650万ユーロ(約7.8億円)でセビージャ移籍が決定。ヨーロッパリーグ(EL)王者の一員となった。シーズン開幕前のUEFAスーパーカップでフル出場した清武は、その後の活躍を期待されたがリーグ戦出場は4試合のみ。開幕戦で1得点1アシストの活躍を見せたが、定位置確保とはならなかった。

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