【写真:Getty Images】
日本サッカー協会(JFA)は4日、今月11日と16日に予定されているカタールワールドカップのアジア最終予選2試合に向けた日本代表メンバーを発表した。
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27人の招集リストには含まれていなかったMF堂安律は、現在左ひざを痛めて戦列を離れている。10月の日本代表合宿中に負傷し、サウジアラビア代表戦を前に途中離脱していた。
その後もなかなか復帰できず、11月の日本代表招集も厳しいと思われていた。しかし、所属するPSVアイントホーフェンで現地4日に行われるUEFAヨーロッパリーグ(EL)のモナコ戦に向けた招集メンバー入りを果たした。
もしアウェイでの一戦に出場すれば、約1ヶ月ぶりの実戦復帰となる。そして、ELでのプレーしだいでは日本代表への追加招集の可能性もあるようだ。森保一監督も「追加招集も視野に入れて、彼のコンディションを見ていきたいと思っています」と語った。
「常に代表のメディカルチームとPSVのメディカルチーム、ドクターと連絡を取ってもらいながら、彼のコンディションは把握してきています。最終的にどういう決定、判断になるかわかりませんが、所属クラブとコンタクトを取りながら、ELが終わった後に判断していきたいと思っています」
堂安が所属するPSVは現地4日にアウェイでモナコと対戦した後、オランダに戻って現地7日に国内リーグでフォルトゥナ・シッタルトとのアウェイゲームに臨む。
スペイン1部のマジョルカに所属するMF久保建英は相変わらず負傷離脱中だが、堂安が実戦復帰できるとなれば、日本代表にとっては強い追い風となる。攻撃陣の重要な選択肢の1人として、万全な状態を取り戻せていることを期待したいところだ。
(取材・文:舩木渉)
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