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鬼木達監督は歴代最多の優勝4回目。圧倒的だった川崎フロンターレの達成した記録は…

text by 編集部 photo by Getty Images

鬼木達
【写真:Getty Images】



 明治安田生命J1リーグ第34節の各試合が3日に開催されている。13時5分キックオフで行われた2試合の結果により、首位の川崎フロンターレが今季の優勝を決定した。

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 浦和レッズと対戦した川崎Fは前半に先制しながらも終了間際に追いつかれ、1-1のドローで終了。だが2位の横浜F・マリノスがガンバ大阪に敗れたことで勝ち点差は13に開き、4試合を残して川崎Fの優勝が決まった。

 川崎Fの優勝は2017年の初優勝、2018年の連覇、2020年の優勝に続いて2年連続4回目。J1で通算4回の優勝は横浜F・マリノスに並び、鹿島アントラーズ(8回)に次ぐ2位タイの記録となった。

 リーグ連覇はヴェルディ川崎、鹿島(2連覇1回、3連覇1回)、横浜FM、サンフレッチェ広島、前回の川崎Fに続いて7例目。複数回の連覇を達成したのは鹿島に続いてわずか2クラブ目となる。

 川崎Fの4度の優勝は全て鬼木達監督によるものであり、監督個人として4回の優勝は歴代単独最多記録。3回で並んでいたオズワルド・オリヴェイラ監督(元鹿島)、現日本代表の森保一監督(元広島)を上回った。

 川崎Fは今季27勝を挙げて勝ち点87を獲得しており、いずれも昨季達成していた記録を塗り替えてリーグ最多。今季はチーム数と試合数が増加しているとはいえ、例年の総試合数と同じ34試合の消化時点で新記録に到達している。また、4試合を残しての優勝決定は昨季に並ぶ最速タイの記録となった。

【了】

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