明治安田生命J1リーグ第34節の試合が3日に各地で開催されている。13時5分キックオフで行われた2試合の結果により、川崎フロンターレの今季優勝が決定した。

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　前節を終えて残り5試合となった時点で、首位の川崎Fは2位の横浜F・マリノスと12ポイント差。今節を終えた時点で勝ち点差がもう1ポイントが広がっていれば優勝が決定する状況だった。

　優勝の懸かる川崎Fはホームで浦和レッズと対戦。序盤はゴールを脅かされる場面もあったが、33分にはセットプレーから先制点を奪う。右CKから一旦クリアされたボールを山根視来が拾ってクロスを上げ、レアンドロ・ダミアンが競り合ったボールがゴール前に落ちると、最後はジェジエウが反応して混戦の中から蹴り込んだ。

　そのまま勝利すれば優勝の可能性が大きく高まる川崎Fだが、浦和も意地を見せて反撃。89分にはGKの弾いたボールを拾った酒井宏樹が押し込んで同点とし、1-1のドローに持ち込んだ。

　今節での優勝決定を阻むために勝つしかない状況だった横浜FMは、ホームでのガンバ大阪戦。前半からボールを支配し、レオ・セアラのオーバーヘッド弾がクロスバーを叩くなどのチャンスもあったがゴールを奪えずに折り返す。

　55分には左サイドの山本悠樹からのクロスに倉田秋が滑り込むように合わせ、G大阪が先制点を奪う。横浜FMはそのまま反撃ならず、0-1で敗れる結果となった。

　この結果、勝ち点を85に伸ばした川崎Fに対し、横浜FMは72で13ポイント差。残り4試合での逆転は不可能となり、川崎Fが2年連続4度目のJ1優勝を決定させた。

【了】