【写真:Getty Images】
インテルに所属するデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンは、プレー再開を目指して1月にインテルを退団することになるかもしれない。伊紙『コッリエレ・デッロ・スポルト』が2日付で見通しを示している。
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エリクセンは今年6月、デンマーク代表として出場したユーロ2020(欧州選手権)の初戦で試合中に心臓発作を起こして一時心停止状態に陥った。ピッチ上での蘇生措置と病院での治療で一命を取り留めたが、その後まだプレーを再開することはできていない。
現在エリクセンは植込み型除細動器(ICD)を装着して心拍数の管理を行っている。インテルは先週行った会計報告の中で、イタリア国内の規定により今季中にエリクセンのプレー再開が認められることはないとして、他国のクラブへの放出の可能性も示唆していた。
『コッリエレ』紙は、移籍先として本人の希望にも適う選択肢は古巣アヤックスへの復帰だという見通しを伝えている。早ければ1月にインテルを去ることになるかもしれないとの予想だ。
退団する際には契約を解除してのフリー移籍となることが見込まれ、インテルが移籍金を得ることはできない。だが750万ユーロ(約9億9000万円)の年俸を負担する必要がなくなることはインテルにとってもメリットとなるため、実現の可能性はあると見込まれている。
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