【写真:Getty Images】
レアル・マドリードにとっては、今季目覚ましい活躍を見せているブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールとの契約更改が今後の重要課題となるかもしれない。スペイン紙『アス』などが見通しを示している。
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2018年に18歳でマドリーに加入して以来、徐々に出場機会を増やしてきたヴィニシウスだが、昨季まではゴール数という点ではなかなか結果を残すことができていなかった。だが今季はついに爆発の時を迎えている。
リーガエスパニョーラ開幕から5試合で5得点を挙げるなど今季は絶好調。公式戦14試合の出場で9得点を挙げ、カリム・ベンゼマと並ぶチームの大きな得点源となっている。
もはや期待の若手ではなく堂々の主力メンバーとなったヴィニシウスだが、クラブとの契約はその現状に追いついていない。現在の契約はマドリー加入が内定した16歳時に交わされたものであり、300万ユーロ(約3億9500万円)という年俸はトップチーム内で3番目に低い金額だという。
ヴィニシウス自身は「いくら稼いでいるかは気にしない。世界最高のチームにいられることに満足している」とブラジルメディアに語っており、現時点で他クラブへの流出を心配する必要はさほどないかもしれない。だが万が一を防止するためには、活躍に見合う報酬額で新たな契約を交わすことも必要となりそうだ。
ヴィニシウスにはパリ・サンジェルマンが以前から関心を示しており、FWキリアン・ムバッペが来季マドリーへ移籍したとすれば“リベンジ”としてヴィニシウス獲得に動くことがあり得るとの見通しも伝えられている。マドリーとしては、クラブの未来を担うことが期待される21歳の引き抜きを防止するため万全の対策を取りたいところだろう。
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