【写真:Getty Images】
ドイツ1部のウニオン・ベルリンに所属する日本代表MF原口元気は、徐々に調子を上げてチームにとって重要な存在になってきたと評価されている。地元紙『ベルリナー・クーリアー』が1日付記事で原口の現状について伝えた。
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原口は昨季ブンデスリーガ2部のハノーファーで欧州移籍後では自己最多となるリーグ戦9得点を挙げるなど活躍。チームの成績は振るわず1部昇格を逃したが、ウニオンへの移籍という形で“個人昇格”を果たした。
今季のウニオンではリーグ戦第10節を終えた時点で先発7回を含めて全試合に出場しており、チーム最多タイの3アシストを記録。先週末のバイエルン・ミュンヘン戦でも首位チーム相手に1アシストを供給していた。
地元紙は原口について、開幕当初はチームの戦い方にフィットせず「“浪人”のようだった」と振り返る。だがその後は「どんどん良く」なり、現在では「赤きサムライ」になったと評している(赤はウニオンのチームカラー)。
ウルス・フィッシャー監督も原口について、「よく走ってくれる。最初は少し苦戦していたが、今はいるべき場所にいる。プレーがはっきりしており、いつも(チャンスの)状況を作ってくれる」と称賛。チームが敗戦に終わったバイエルン戦についても「彼は疲れ知らずだった。良い試合をしてくれた」と賛辞を送っていた。
アシストを含めたプレー全般への評価は高まっているが、「あとは1点が足りない」と地元紙は原口に初ゴールを要求。そのためには「もっとフィニッシュを狙う必要がある」と積極的なプレーを求めている。
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